梅雨はどうした？こんな日は、山本周五郎さんの小説を読もう。

関東は梅雨入りしているらしいのだが、雨が少ない。このまま暑い夏に突入というか、もうすでに夏に本格的に入ったのだろうか。蝉が鳴き出しても不思議じゃない。蒸し暑い夜は、山本周五郎さんの時代小説がいい。20代の頃、夢中になって読んだ記憶があるが、数十年、読んでいない。佐伯さんの小説はみんな読んだし、藤澤さんも……と、時代小説は読み尽くしたような感じになっていて、寂しくなっていた。そんな時、BOOK OFFで懐かしの山本周五郎さんの時代小説を買って読み出したら止まらない。一度読んでいるのに感動で胸が詰まる。ほんと、山本周五郎さんはすごい。